ベンチマーク

生成動画のレンダー時間ベンチマーク:30モデルを実測

Vivideo 上のすべてのモデルで同一のテキストから動画へのプロンプトを計測。レンダー時間は約30秒から約9分まで幅広く分布—全体像を公開します。

Emir Göcen · Jun 20, 2026 · 6分で読めます

主な発見

  • 30以上のモデルで、標準の5秒クリップは約33秒〜約540秒でレンダー—約16倍の開き。
  • 中央値は約150秒。「fast/turbo」系のティアは1分未満にまとまって分布。
  • レンダー時間はモデルだけでなく、解像度、尺、ネイティブ音声合成の有無で伸びる。
  • モデルごとの時間推定をVivideoのローディングバーに反映。待ち時間は勘ではなく見える化。

なぜ測ったのか

新規ユーザーから最も多い質問は「どれくらい時間がかかるの?」。正直な答えはこれまで「条件次第」—モデル、解像度、長さ、ネイティブ音声の有無で変わります。だからこそ実数を出しました。Vivideoで利用可能な全モデルに同一のテキストから動画のプロンプトを与え、送信から再生可能な完成クリップまでの実時間を計測。

結果はランキングというより地図。単純な「速い/遅い」はなく、帯の中で各モデルがどこに位置するかが、試行錯誤に向くのか最終書き出しに向くのかを教えてくれます。

分布の実態

標準的な5秒クリップは、速い側で約33秒、遅い側で約9分(≈540秒)—約16倍の差。中央値は約150秒でした。最速は、わずかに画質を落としてスピードを優先する「fast」「turbo」系ティア。最も時間がかかるのは、高忠実度・長尺・4Kかつ音声付きのレンダーです。

標準の5秒プロンプトに対するテキストから動画のレンダー時間(Vivideo, 2026)。目安の帯であり、実時間はキューの混雑により変動します。
ティア標準的なレンダー時間最適な用途
高速 / Turbo~30–60sプロンプトの反復、下書き、SNS用の下書き
標準~90–180sほとんどの完成版SNS・マーケティング動画
高忠実度 / 4K / 音声~180–540sヒーローショット、最終カット、シネマティックな仕上がり

待ち時間を決める要因

最大のレバーは解像度。4Kは1080pより明確に長くかかります。次に尺。10秒は単純に5秒の2倍ではありませんが、一貫して遅くなります。ネイティブ音声合成を行うモデルでは、その分の時間も上乗せ。さらにキューの混雑も影響します。ピーク時間帯はすべてのモデルで少し遅くなるため、単一の数値ではなく帯で提示しています。

測定結果の活用

モデル別の計測値をプロダクトに統合しました。均一な「お待ちください」スピナーの代わりに、選択モデルに合わせた見積りを表示。進捗バーが現実に即して進みます。クリエイターへの実用的な提案:まずは高速ティアで反復し、プロンプトが固まったら高忠実度モデルで最終レンダー。長いレンダーは、実際に公開するテイクで一度だけ行いましょう。

Emir Göcen
Vivideo 共同創業者

よくある質問

AI動画の生成にはどれくらい時間がかかりますか?

当社のベンチマークでは、標準的な5秒のテキスト→動画クリップが最速で約33秒、最遅で約9分(約540秒)、中央値はおよそ150秒でした。どこに収まるかは主に解像度、長さ、そして音声を同時に合成するかどうかで決まります。

どのAI動画モデルが最も速くレンダリングしますか?

「fast」「turbo」クラスは標準の5秒クリップで1分未満にまとまる傾向があり、当社の測定では概ね30〜60秒でした。画質の一部を速度と交換する設計なので、プロンプトを反復して検討する段階で最適です。

なぜ一部のAI動画レンダーはずっと遅くなるのですか?

最も大きな要因は解像度です—4Kは1080pより大幅に時間がかかります。次に動画の長さ、ネイティブ音声合成を行うモデルは追加の時間が必要になり、ピーク時はキューの負荷で全体が遅くなります。だから単一の数値ではなく時間帯(バンド)で示しています。

レンダリング待ち時間を減らすにはどうすればいいですか?

まずは高速クラスで反復し、プロンプトが固まったら高品質モデルで最終レンダーを一度だけ行ってください。Vivideoは各モデルごとの測定に基づいて読み込みバーを調整しているため、表示される待ち時間は選んだモデルに応じた実際の目安になります。

このリサーチで取り上げたモデル

Sora 2Veo 3.1KlingHailuoPikaLuma Ray 2AIモデル

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